超個人的マンガのすゝめ③「ベルセルク」
おはようございます。夏目漱石です。
最近気温が中途半端すぎて、着る服を悩みます。まぁ外でないんですけどね。
夏生まれなんですが、暑いのは大嫌いなので夏をすっ飛ばしていただきたい。
今回も懲りずにマンガ紹介します。
今回のテーマは「ザ・男」。
ゆるくいきます。
例のごとく主観が強いですのであしからず。
ベルセルク
巨大な剣を背負い、鉄の義手をつけた剣士・ガッツ。彼の行くところ、血の雨が降り、死体の山が築かれる…! 大ヒット!! 圧倒的迫力の叙事詩!!*1
作者は三浦建太郎さんですね。
非常に有名な作品のため、「内容は知らないけど、聞いたことはある」って方が多いんじゃないでしょうか?
理由としては、最近アニメ化やゲーム化、以前は映画化など様々な形でメディアミックスされたからではないかなぁと。
数年前には3部作として映画化され、深夜帯でのアニメ化や、コーエーの無双シリーズとのコラボ?としての「ベルセルク無双」も発売されています。
4月から再びアニメ化されるそうなので、期待ですねー。
作品紹介
内容は非常に簡単明瞭です。
主人公の「ガッツ」が「使徒」と呼ばれる化け物に粉骨砕身(物理)しながら戦うマンガです。
このガッツにも所謂「戦う理由」ってのがあるんですが・・・その・・・いいづらい
言ってしまえば復讐の物語ですね。
ガッツの旧友であり、友でもあった「グリフィス」という人物を殺す、復讐するための旅が描かれています。
その道中での様々な出会いや別れ、再会などを通して、ガッツという男の成長を見守っていく物語でもある気がします。わかんないけど。
感じ方は人それぞれかな?
ひとまず、怪物とやりあったり、かっこいいアクションマンガが読みたいって方にはオススメですよ!
一回13巻までは読んでみてください!
人物紹介
人物紹介ですね。
今回は主人公である「ガッツ」。
その旅に同行する最初の仲間「パック」。
さっきチラッと名前の出した「グリフィス」について書きたいと思います。
ガッツ
主人公ですね。人間離れした身体能力を持ってますが、カテゴリ的には一応「人間」です。
人間離れというのには理由がありまして、その最たる物がこの
彼の代名詞でもある「ドラゴンころし」と呼ばれる大剣です。そこ!バスターソードとか言わない!
それは 剣というにはあまりにも大きすぎた
大きく 分厚く 重く そして大雑把過ぎた
それは 正に鉄塊だった
こんな導入ができてしまうほど、大きく硬く太く黒いです。
多分火使えばお好み焼きくらい作れるんじゃないのってくらいの鉄板鉄塊。
これを一切重さを感じさせない動きで、敵をぶった斬ってぶった斬ってするんですよ!こいつ!人じゃないだろ!
またこの「ドラゴンころし」以外にも、義手には大砲、投げナイフ、ボウガンなど、一人で戦争するとしか思えないような装備で、孤独に旅します。
ニヒルな感じで、周囲に人は近づけない。ダークヒーロー。そんな言葉がぴったり似合う人物ですね。
一応、後々にガッツと愉快な仲間達は増えるのですが、それはまたの機会に。
そんな彼も案外優しく、困ってる人や子どもを結構助けます。そんなところもかっこいいんですよねー
なんていうんですかね?ツンデレみたいな?ちょっと違うかな・・・
また、紹介画像のように「無宗教徒」です。
無宗教というよりは、神様大嫌い人間ですね。
神様嫌いな理由はあるんですが、それは・・・うーん、秘密!
敵対する怪物を目前に、祈りを捧げる信仰者に対して
こんなことを言ってのけてしまう程です。
カッコいいですねぇ。ガッツ程の実力者だからこそ言い切れるセリフなんじゃないかな。俺が言っても締まらないですもん。コレ。
神様嫌いで、ヒトとは思えない程の力で敵をぶった斬る!まさに狂戦士。そんなガッツくんの紹介でした。
パック
ガッツと愉快な仲間達の第一号。カテゴリ的には「妖精、エルフ」。
ガッツに助けられたことによって、その旅について行くようになります。
この「ベルセルク」という作品の中で、数少ない「物語を明るくしてくれる」キャラクターですね。
こいつがいなければガッツ共々心が折れていた方いるんじゃないですか?自分はそのタイプの人間です。
お調子者で、明るい。シリアスで重過ぎる空気を払拭してくれます。このマンガの喜怒哀楽の「楽」を一番表してくれるキャラクターではないでしょうか。
その能力としては、妖精らしく鱗粉が傷薬になる、他人の感情を読み取る、空を飛べる、光る・・・なんか様々ですね。
鱗粉のお陰か、ガッツからは薬箱代わりとして、旅の同行の許可を得ています。
住み家はガッツの腰にある小物入れの中。小物入れの中にはパックの鱗粉が付着してしまっているらしく、パックがいない状況で傷の手当に使ったりもしてますね。
また、小物入れにはベヘリット(通称ベッチー)と呼ばれる生き物か何なのかわからない物があり、そいつと一緒に暮らしています。同棲ですよ同棲!
ベヘリットが一体何なのかは本編を読んでみてください!
また、「エルフ示現流剣術免許皆伝」の腕を持ち、「妖刀ざっくり丸」という剣・・・剣なのか?
なんかイガグリが先端についた棒を使って戦いません。
戦闘はガッツの専門分野なので、基本的にパックはあまり戦いません。
パックが戦うところをいっぱい見たかった方は残念!
グリフィス
ガッツの仇敵であり、かつての友であり、物語の根幹。
カテゴリ的には「人間ではない」です。
詳しくはネタバレになってしまうので、本編でお楽しみください。
たまに子供っぽくなったり、かと思えば冷徹な一面を見せたりと多面性のある性格をしてます。
ガッツに比べれば、非常に人当たりもよく社交的。ものすごい人たらし。
自分の夢・野望を追い求める、一生をかけてでも叶えてみせる。 まさに夢追い人。
夢のためであれば、どんな汚い手でも厭わない。そんなキャラクターです。
案外そういうキャラクターが好き!って方もいるんじゃないですか?
ちなみに自分はキャラクターの中で一番グリフィスが好きです。
作中に出てくるセリフなんですが、まさにグリフィスという存在を表したセリフなんじゃないかな、と勝手に思ったり。
元々は平民、まー裕福ではない家庭出身なんですよ。グリフィス君。
そんな中、自分の夢を見つけるんですね。
その夢って言うのが「自分の国を手に入れること」
意味わかんないじゃないですか。どうやって手に入れるんだよと。
こんなこと言ったら「コイツ頭おかしいんじゃない?」って言われること必至ですよ。
でもグリフィスは諦めなかった。夢のためならどんな犠牲も、どんな行為も厭わない。
そこで出来上がったのが、グリフィスを団長とした傭兵団「鷹の団」。
ガッツも当時鷹の団のメンバーでした。
「傭兵団って・・・じゃあ戦闘力とかどうなの?強いの?」ってなるじゃないですか。
めちゃくちゃ強いです。
ガッツをが入団した経緯も、ガッツとグリフィスの1対1での戦闘で勝ったからなんですよ。
数々の戦場を渡り歩き、名のある傭兵すらも倒してるんですよ、若い頃のガッツって。
発展途上とはいえ、そんなガッツをタイマンで倒してしまう。
これが強さと言わずになんと言うのか。
しかもこのグリフィス、剣術だけじゃなくて兵法や戦略、作戦を立てるのが非常にうまいんですよ。
ある難攻不落の城があったんですが、
「さすがのグリフィスでもあの城は落とせないでしょー」
という言葉に対し
「いや、いけますよ」
なんて飄々と返すんです。
しかもそれが成功するっていう。
なんだよそれ・・・俺にも才能わけてよ・・・
ざっくり戦闘面でのグリフィスを三国志で例えるとするなら
我ながらこれはうまい例えだと思うんですよ。
そんな知力、武力共に非常に高いグリフィス。
その見た目からか「白い鷹」と呼ばれていて、後々それを模したのか「白鳳将軍」という地位までもらえる程に成り上がるんです。
しかし・・・人生とはそううまく行くわけもなく・・・
終わりに
どの程度まで書いて良いものか測りかねるので、そこまで詳しくは書けませんでした・・・
果たしてこれで紹介になっているのだろうか・・・というかこの記事を読んでくれる人はいるのだろうか・・・
などなど考えておりますが〆ます!
相変わらず、主観が入ってグリフィスの紹介だけやたら長くなったような気がします。気のせいかな、ごめんね!
さて!このベルセルク
書店でお買い求めの際は参考にしてください。
既刊38巻。多いですね。
現在も好評連載中です。
また休載が多いため、刊行のペースは非常に遅いです。
一部では「作者が死ぬまで終わらない」なんて言われてますが、多分三浦先生なら何か捧げてる大丈夫でしょう!信じてます!
そして朗報です!
4月からアニメ化されるところ、21巻くらいまでですかね?
なんと今無料で読めます!
1巻のリンクを置いておきます!
こちらはKindle版になります。他の電子書籍で読めるかは詳しく調べておりませんのでご了承ください。
こちらの無料期間、4/12までと残り少ない期間ですのでお早めにご覧ください!
「紙のほうがいい!」という方は是非こちらから購入してね!
価格:626円 |
それでは!また次回お待ちしております!
*1:白泉社e-net! 電子書籍から引用